NHKスペシャル エベレスト~世界最高峰

おれは、それが一番美しく見える場所を、知っているから. 」 「おい、ガイドが必要ないか. 」 カトマンドゥは タメル地区 . 体臭と喧噪、わずかに漂う山の匂い. 街を歩いているときに、自分を観光客と見定め、売り込みに近づいて来た男がいた. 彼の売り文句が冒頭の言葉である. 「そうか、お前はエベレストを見ることが人生の夢の一つだったのか. よし、わかった. 俺を連れて行け. なぜなら、俺はそれが一番美しく見える場所を、知っているからだ. 」 交渉成立. 1日に10ドル. 客の荷物は持たない(ポーターではなくガイドであるよという彼の尊厳). 宿代、飯代、彼の分は当方持ち(現地人間は旅行者と違う料金設定がある~もちろん、食事や宿泊施設の内容が客と同じことはまれであるが~). あとは、エベレスト街道玄関口、ルクラまでの往復チケット2名分を当方が持つ. 彼は、このガイドで100ドルをママに渡せると気合を入れていた. ※ ルクラ(2800メートルぐらい)空港 は空母みたいで激ヤバ. 滑走路は400メートル程度. 風や霧もすごい. 「 世界で最も危険な空港のひとつ 」としても有名. エベレスト街道はルクラから始まる. 既に空気は山のものになった. 心地いいぴりっとした硬さが、空気の中にある. その日はルクラ泊. 翌日から街道を歩きだす. そして歩きだすとすぐに、始まってしまうのですヒマラヤの風景が. 見えてくる見えてくる. 神々の山嶺 (いただき)たちが. サガルマータ国立公園を入ると、もはや「ヒマラヤのふところに飛び込んだ」感がありました. これが世界のジャイアンツたちか. 長野育ちですから、「3000メートルの2倍とか3倍ぐらいかな」という大方の予想はしていたものの、いや、とにかく未経験なデカさなわけです. 写真では伝わらないなあ. 本当はもっと大きかったんだけどなあ. そして、ガイドの彼は3日目、約束通り連れて行ってくれたのでありました. ホテル・エベレスト・ビュー から望むエベレストがこれだ. 息をのむような、と、よく形容されるが. 息ができなくなる、圧倒的な質量をともなった、美しさであった. 胸が苦しい、そんな風景だった. 標高8848メートル. この地上で唯一無二の場所. トップ・オブ・ザ・ワールド. そんな山嶺に、われらがNHK先生が、ついにハイビジョンカメラを持ち込み、撮影に成功いたしました. 「 NHKスペシャル エベレスト~世界最高峰を撮る 」 正月の番組だったっぽいけど、これはすごいわ. 逆にこんなに簡単に見せてもらっちゃっていいのかなという感じ. 小生の後輩も世界100か国以上を回ったハードコアバックパッカーだったが、チベットヒマラヤの国境越えを境に、真面目に就職してしまった. 曰く 「地球上にこんなにも美しい景色があることが分かったので、もう旅はいいかなと思った. 」 さて. 冒頭に話を戻しますが、ネパールの最大の収入源は観光です. この国は貧しい. 1988年の水害では、国土の60%以上が水没. 1億人の国民のうち、3000万人が家を捨てたといわれる. また、昨今はブータンとの民族問題もある. 洪水、貧困からの民主化運動の成功. 一時的とは言え、共和制がしかれた. ネパールと同じく王政をしいていた隣国ブータンは革命の飛び火に恐れをなして、ネパール系住民の国外退去を命じた. ただでさえ苦しい情勢に、難民の受け入れ. 90年代初頭から、この国のリアルな環境問題と経済危機はすでに始まっていた. 増える人口、切り倒される木々、温暖化、発生する洪水、観光客数の減少. —————————— 我々には今日も明日もやることがある. 毎日仕事をしなければならない. モンスターヘッドホン その「仕事」が、地球の生命を縮めている可能性だってある. もちろん、旅行やレジャーだって、同罪ではある. ただ、そうしたカルマにまみれた我々の人生に、一瞬の考える暇(いとま)を、ヒマラヤは与えてくれた. そこには強く美しい、神々がいた. 飛行機代分、その後の人生で地球に貢献できることが約束できそうなら、 ぜひ一度、体感してもらいたい、地球の屋根たちです. NHKスペシャル エベレスト~世界最高峰を撮る おすすめでございます.

发表评论

电子邮件地址不会被公开。 必填项已用*标注

您可以使用这些HTML标签和属性: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>